このページでは あまのいわと5 IMPERIAL GODDESS IIを使う上でのTIPSを紹介します。

目次


テーブル
  • Excelからテーブルへコピー&ペースト
  • NULL を入力する
  • 新しい行が追加された直後にトリガーによってレコードの値が更新されてしまうとき
  • フィルターで前方一致検索をしたい
    SQL
  • 1行コメントがあるときSQL整形がおかしくなる
  • 複数のselect文の結果を1つのエクセルに出力
    その他
  • BDEの完全アンインストール


    Excelからテーブルへコピー&ペースト


     まず、テーブルを開きます。このとき、行選択モードになっているときはF2を押して入力モードにします。
     その状態でInsertキーを押し、再度F2を押すと行選択モードのまま、空行が出来ます。


     ここで、テーブルと同じレイアウトのExcelシートからコピーし、テーブルでCtrl+Vで貼り付けます。
      
    重要!!
    Ctrl+Vを押下した直後では最後の行が確定されていないため、キーで他の行に遷移してレコードを確定させます。


    NULL を入力する


     NULLを入力するには入力したいカラムにキャレットがある状態で、 Shift+Deleteを押します。
     あるいは [テーブル(T)] - [セルにNULLを設定(U)] でも入力できます。
     (行選択モードと入力モードはF2によって切り替えます。)


    新しい行が追加された直後にトリガーによってレコードの値が更新されてしまうとき


     テーブルに更新時トリガーなどが設定されていると、あまのいわと5 IMPERIAL GODESS II が想定しているデータと実際のデータベースのデータが異なる状態になってしまうことがあります。
     この状態でデータベースを更新すると、「ほかのユーザーがレコードを更新したため編集を実行できませんでした.」エラーが発生することがあります。
     これを防ぐには [データベース(D)] - [オプション(Z)...] を選択し、「テーブル」タブで「ポスト後にテーブルを読み直す(動作が遅くなることがあります)」をチェックします。


    フィルターで前方一致検索をしたい


     フィルターで前方一致検索をするには like 句ではなく、'*'を使用します。
     (フィルターでもSQL入力支援によるカラムの列挙ができます。)


    1行コメントがあるときSQL整形がおかしくなる


     SQL整形機能([SQL(S)] - [SQL の整形(Q)] または Ctrl+Q)を実行したとき、1行コメントがあると見栄えが悪く整形されることがあります。


     これは、SQL整形機能が1行コメントと ',' の位置の入れ替えまでは行わないための仕様です。
     このような時は [データベース(D)] - [オプション(Z)...] を選択し、「SQL整形」タブで、「カンマや and or の位置(複数行整形時)」を「式の後ろ」に設定します。


     設定後に再度「SQL の整形」を実行すると、以下のように整形されます。「カンマや and or の位置(複数行整形時)」を「式の後ろ」に設定してうまく整形されない場合は「式の前」に設定してください。


    複数のselect文の結果を1つのエクセルに出力


     複数のselect文の結果を1つのエクセルに出力するには以下のようにします。
     メニューより、[SQL(S)] - [キャレット位置以降を実行する(2)] または [SQL(S)] - [すべて実行する(3)] を選択します。
     メニューより、[SQL(S)] - [連続実行した結果セットをExcelに出力(1シート)(Z)] または [SQL(S)] - [連続実行した結果セットをExcelに出力(複数シート)(Y)] を選択します。


     この状態で以下のようなSQLを実行します。


     次のようなExcelが自動的に作成されます。


     次のように擬似命令をコメント内に入れることでExcelでの表のタイトルや列名を指定することができます。



    BDEの完全アンインストール

     あまのいわと5 IMPERIAL GODDESS IIで使われるデータベースエンジンであるBDE(Borland Database Engine)はあまのいわと5 IMPERIAL GODDESS IIをアンインストールするだけでは完全にアンインストールされません。完全にアンインストールするには以下の手順を実行します。
    以下の方法はBorlandの公開している公式な方法ではありません。万一の場合に備えて、削除するレジストリやフォルダのバックアップを取っておくことをお勧めします。

  • レジストリエディタでレジストリを削除
     スタートボタンから「ファイル名を指定して実行(R)...」を選択して「regedit」を実行します。
     HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine\DDLPath の値をメモします。
     以下の2つのキーを削除します。
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\BLW32
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine
  • データベースエンジンDLLを削除
     HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine\DDLPathで示されるフォルダを削除します。
  •  Windowsのシステムディレクトリから、bdeadmin.exeを削除
     Windowsのシステムディレクトリから、bdeadmin.exeを削除します。
     WindowsのシステムディレクトリはC:\Windows\System32やC:\Windows\Systemです。(OSのバージョンや環境によって異なります。)



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